広告を出すだけが、マーケティングではありません
こんにちは。マーケティング部です。
「マーケティングの仕事」と聞くと、Web広告を出したり、SNSを更新したりする仕事を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
もちろん、それも私たちの仕事です。
しかし、実際には広告やSNSだけを見ているわけではありません。
- 広告を見た人は、その後どこへ行くのか。
- Webサイトを訪れた人は、必要な情報を見つけられるのか。
- 商品に興味を持った人は、迷わず購入できるのか。
- そもそも、商品やサービスを知ってもらう方法はWebだけなのか。
こうした一連の流れを考えながら、「どうすれば事業の成果につながるのか」を探していくのが、ACMEEのマーケティング部です。
第1回では、私たちが普段どのような仕事をしているのか、そして幅広い仕事に携わるからこそ感じられる面白さをご紹介します。
「知ってもらう」から、その先まで考える

ACMEEのマーケティング部では、Web広告運用、SEO、SNS運用、データ分析、Webサイト・LPのUI/UX改善、改善提案、セール企画などに携わっています。
こうして並べると、それぞれ別々の仕事に見えるかもしれません。
しかし、実際にはつながっています。
例えば、Web広告で商品に興味を持ってもらい、多くの人がWebサイトを訪れたとします。
広告だけを見れば、「たくさんの人に来てもらえたから成功」と考えることもできます。
ところが、その先で購入や問い合わせにつながっていなかったらどうでしょうか。
- 広告の内容とWebサイトで伝えていることが合っていないのかもしれません。
- 知りたい情報を見つけにくいのかもしれません。
- 購入や問い合わせまでの流れが分かりにくい可能性もあります。
そうなると、次に見るべきなのは広告ではなく、Webサイトかもしれません。
反対に、Webサイトを改善しても、そもそも見てもらえていなければ、今度は広告やSEO、SNSなど、サイトへ来てもらう方法を考える必要があります。
このように、一つの施策だけを切り離して考えないことが、私たちの仕事の特徴です。
商品やサービスを「知ってもらう」。
「興味を持ってもらう」。
そして、「購入や問い合わせにつなげる」。
その流れの中で、今どこに課題があるのかを考え、必要な方法を選んでいきます。
害獣駆除とエコー写真。まったく違う事業に向き合う

ACMEEのマーケティング部ならではの特徴の一つが、性質の異なる複数の事業に関わっていることです。
例えば、『害獣プロスピード』と『BANK OF MEMORIES』。
この二つは、同じ会社が展開している事業ですが、お客様が商品やサービスを必要とする理由や状況は大きく異なります。
『害獣プロスピード』は、ネズミやアライグマ、コウモリなどによる被害に対して、駆除だけでなく、侵入経路の遮断や清掃・消毒など、再発を防ぐための対策を提供している害獣駆除事業です。
サービスを探している方の中には、「家に害獣がいるかもしれない」「早く何とかしたい」と、不安を抱えながら解決方法を探している方もいます。
一方、『BANK OF MEMORIES』は、いつかは消えてしまうエコー写真をアートとして残す、セミオーダーアートの制作サイトです。
害獣駆除のように、今起きている困りごとを解決するための商品ではありません。
商品の存在を知らない方に、
「こんな残し方があるんだ」
と知ってもらうことから始まる場合もあります。
この二つに、まったく同じマーケティングを行っても、同じような結果になるとは限りません。
「以前この方法で成果が出たから、今回も同じようにしよう」ではなく、
- この商品を必要とするのは誰なのか。
- その人は今、どのような気持ちなのか。
- どんな情報を必要としているのか。
- どこで商品やサービスと出会うのか。
そこから考える必要があります。
まったく性質の異なる事業に関わるからこそ、一つの成功パターンだけに頼るのではなく、「この事業ならどうするか」を毎回考える。
それが、ACMEEのマーケティング部で得られる経験の一つです。
自社だけではなく、クライアントの事業も考える

私たちが向き合うのは、自社の事業だけではありません。
クライアントのマーケティング支援にも携わっています。
自社事業であれば、普段から商品やサービスについて知る機会があり、社内で状況を確認することもできます。
しかし、クライアントの支援ではそうはいきません。
まずは、
「どのような事業なのか」
を知る必要があります。
- どんな商品やサービスを提供しているのか。
- どのようなお客様が利用しているのか。
- 現在何に困っているのか。
- これから何を伸ばしていきたいのか。
話を聞きながら相手の事業を理解し、そのうえでマーケティングの視点からできることを考えます。
自分たちが知っている方法をそのまま当てはめるのではなく、相手の事業に合う形へ変えていくことが必要です。
『害獣プロスピード』
『BANK OF MEMORIES』
そして、業種や課題の異なるクライアント。
さまざまな事業を行き来しながら考えられることも、ACMEEのマーケティング部の特徴です。
「広告を出す」ではなく、「なぜ広告を出すのか」
マーケティングの仕事には、分かりやすい作業がたくさんあります。
- 広告を配信する。
- SNSを更新する。
- Webサイトを改善する。
- データを分析する。
- 企画を考える。
しかし、私たちが大切にしているのは、「何をするか」から考え始めないことです。
例えば、「SNSが流行っているからSNSをやる」だけでは、本当に必要な施策なのか分かりません。
まず考えたいのは、
「今、何を変えたいのか」
ということです。
- もっと多くの人に商品を知ってもらいたいのか。
- 問い合わせを増やしたいのか。
- 購入につなげたいのか。
- Webサイトを訪れた人に、商品の魅力をもっと分かりやすく伝えたいのか。
目的が違えば、選ぶ方法も変わります。
広告ではなく、Webサイトを改善した方がよいこともあります。
SNSを強化した方がよいこともあれば、複数の方法を組み合わせた方がよいこともあります。
だから、広告もSEOもSNSもWebサイト改善も、私たちにとっては目的そのものではなく、選択肢の一つに過ぎません。
そして実際に試してみると、予想とは違う結果になることもあります。
その結果もまた、次に何をするかを考えるための材料になります。
最初から正解が決まっている仕事ではないからこそ、考えることそのものがマーケティングの仕事だと感じています。
バラバラに見えた仕事が、少しずつつながっていく

マーケティング部では、広告、SEO、SNS、データ分析、Webサイト改善、企画など、さまざまな仕事に関わります。
覚えることも少なくありません。
一方で、この幅広さが仕事の面白さでもあります。
最初は別々に見えていた仕事が、経験を重ねるほどつながって見えるようになるからです。
広告の数字を見ていたら、Webサイトの課題に気づく。
購入データを見ていたら、新しい企画のヒントが見つかる。
SNSについて考えていたら、これまでとは違うお客様との接点が見えてくる。
一つの仕事から、別の仕事につながることがあります。
そして、自分たちが考えたアイデアを提案し、実際の施策として形にできれば、その後の反応まで見ることができます。
予想どおりにいくこともあれば、そうでないこともあります。
それでも、「なぜこの結果になったのだろう」と考えた経験は、次の仕事に生きてきます。
一つの専門分野だけを見るのではなく、事業全体を見ながら考えられるようになっていく。
そこに、さまざまなマーケティング業務に携わる面白さがあります。
マーケティング部は「方法を考える部署」
Web広告、SEO、SNS、Webサイト改善、データ分析、企画。
ACMEEのマーケティング部が担当している仕事を並べると、さまざまなものがあります。
しかし、それらを一つにまとめると、私たちがしていることは意外とシンプルです。
「どうすれば、事業の成果につながるのか」を考えること。
そのために、目の前の事業とお客様を知り、課題を探し、必要な方法を考えます。
『害獣プロスピード』と『BANK OF MEMORIES』では、答えは違います。
自社事業とクライアント支援でも、仕事の進め方は同じではありません。
だからこそ、一つの方法だけを繰り返すのではなく、その都度「今、この事業に必要なことは何だろう」と考えることが必要になります。
広告だけではない。SNSだけでもない。
さまざまな方法の中から、事業に合った方法を考え、形にしていく。
それが、ACMEEのマーケティング部の仕事です。
では、自社の事業を担当する場合と、クライアントの事業を支援する場合では、実際に仕事の進め方はどのように変わるのでしょうか。
次回は「社内事業とクライアント支援」をテーマに、同じマーケティングでも異なる二つの仕事の進め方についてご紹介します。

